二月某日 2004年

2月 某日
 ケラリーノ・サンドロヴィッチがシアター・コクーン初見参。ということで、音楽に何故か不肖ワタクシめに白羽の矢が立つ。タイトルは『カメレオン・リップ』、登場人物が、詐欺師や嘘ツキ、二枚舌連中と聞けば、かって『カメレオンマン』なる曲を作ったワタクシも黙っているわけにゃいくまい…と、慣れぬインスト曲に獅子奮迅。

 ナマの楽器でと考え、アラン・パットンにクラリネット、アコーディオン、HONZIにヴァイオリン、エミ・エレオノーラにピアノ、川口義之にサックス、パーカッション、岩原智にチューバを配して、メイン・テーマからヴァリエーションで十数曲。

オレも早かぁないが、ケラは輪をかけて遅筆。横目で見やりながらも、遅れてなるものか(っーか、遅れられんよなぁ)と歯を食い縛る。
台本完成が公演ほぼ一週間前、そこからチョコチョコ細かい注文が増える増える。なんと最終マスターを渡せたのは小屋入り後。ひょえーっ、こんな筈ぢゃなかった人生。
とまれ、無事に公演は開幕。

昨年の『ニンゲンご破産』の時の美術だった武藤氏が作った「小便が止まらない生瀬人形」
(昨年のヨタロウ十字架磔人形も追って掲載)

打ち上げで  フカっちゃんピンボケ
打ち上げで  フカっちゃんピンボケ
乱入者の古田〇太 
乱入者の古田〇太 

余貴美子さま(沖縄の話をもっとしたかった…)


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