しゃらくせいや

ポリドール HOOP-20375 1,700円(税抜)


●収録曲目
しゃらくせいや
LOVE TRAIN
MONEY HONEY
ですぺらWALK
GREEN SONG

MEMBERS
伊藤ヨタロウ…Vocal, Backing Vocals, Lyrics
光永"GUN"巌…Guitars, Bass, Backing Vocals, Vocal on #2
バカボン鈴木…Bass, Backing Vocals, Vocals on #4
ライオンメリィ…Synthesizers, Acoustic Piano, Organ, Accordion, Computer Programming, Backing Vocals
三原重夫…Drums on #3, #4


Additional
北原雅彦(東京スカパラダイスオーケストラ)…tb on #4
蒲生俊貴(東京スカパラダイスオーケストラ)…ts on #4
名古屋君義(東京スカパラダイスオーケストラ)…tp on #4


 

■“しゃらくせいや”とは江戸っ子ヨタロウらしいネーミングであります。それでもってジョージ・クリントン真っ青のファンク・ナンバーとくるから強烈。洋楽ファンなら思わずニヤリ、とするフレーズもいっぱい出てきて楽しめます。メトロファルスというと江戸っ子の性というか、どこか斜に構えたところが魅力でもあり、一般にアピールしづらい部分でもあったのだけれど、このアルバムはすごくストレートに力強くなった印象を受ける。でも、メトロファルス独特の遊び心は相変わらずで、そのセンスの良さは他のバンドじゃ真似できるもんじゃありません。 (オリコン)


■『ごった煮感覚の騒々しさが、強力なノリを生み出す』 このアルバムをひとことで言うなら、“音楽のごった煮”というしかないような気がする。ロックであり、洋風であり、和風であり…。歌詞もよくありがちな英語のフレーズもあれば、アルバムタイトルの“しゃらくせいや”のように、奇想天外な言葉をビートにのせてしまう。そして、全5曲のうち4曲を歌う伊藤ヨタロウの風変わりな声質と、ボーカル・スタイル。最初は気持ち悪かったりするが、これがクセになり、聴けば聴くほどその強力なノリにはめられる。 (p.m.c 1990 2/28)

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